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久住町あざみ台展望所跡地の公園構想が再始動 熊本の住民同意

竹田市、野外舞台など20年夏までに完成

 竹田市久住町白丹の「スカイパークあざみ台展望所」跡地で、中断していた市の公園整備事業が再び動きだした。隣接する熊本県産山村の住民が「開発で地区の水源に土砂が流入する」と反発していたものの、対策工事を条件に同意した。市は野外舞台などを来年夏までに完成させる。和太鼓集団「DRUM TAO」を核に観光振興を図る市の構想は1年2カ月遅れで実現する見通しとなった。
 計画地は標高1036メートルの阿蘇くじゅう国立公園内にある。TAOの活動拠点も近い。野外ステージ(809平方メートル)をはじめ、草地を含む斜面を活用した客席(1290平方メートル)や114台分の駐車場(3609平方メートル)などを整備する。
 市によると、当初はラグビーワールドカップ日本大会を見据え、今年5月の完成を目指していた。2017年11月、開発に必要な保安林約1万5千平方メートルの指定解除に当たり、同村産山区(80世帯)に説明。住民からは「村内の山吹水源に悪影響を及ぼし、使えなくなる」と反対意見が相次いだ。市は大分、熊本両県と産山村を交え、住民との5者協議を重ねたという。
 産山区が同意した条件は▽竹田市が環境に配慮した工事を実施し、付近に植林もする▽大分県は水源の北側約1キロを走る国道442号周辺の排水工事を施す▽熊本県は治山ダムを整備する▽産山村は水源周辺に堤防を築く―など。
 高橋頌慈(しょうじ)区長(74)は「各機関が前向きに対応してくれた」と評価した。
 市は本年度の当初予算で関連費用として約2億円を計上。現在、野外ステージなどの入札手続きを進めている。現存する鉄筋コンクリート2階のセンターハウスはTAO文化振興財団に譲渡し、屋内ライブ劇場やカフェレストランに改修される。
 市企画情報課は「施設ができれば大分、熊本両県の観光振興につながる。外国人観光客が大幅に増える2020東京五輪・パラリンピックまでに間に合わせたい」と話した。
※この記事は、10月22日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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