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町火消しの象徴「纒」復活! 大分市消防団が豊後八纒会結成

 大分市消防団は、古くから国内各地で町火消しの象徴として使われている纒(まとい)を復活させる。纒を使って活動する「豊後八纒会(はってんかい)」を20日に結成し、火消し行列や纒振りを披露。消防団のPRや市民の防火意識啓発につなげる。
 纒は棒の先端に各火消し組を表す頭(かしら)、その下に馬簾(ばれん)と呼ばれる房飾りが付いたもので、回転させると馬簾が広がる。火災発生時、現場近くの建物の上で纒を振って消火活動の目印にしたり、仲間の士気高揚につなげたりしたとされる。
 市教委文化財課によると、享保年間に書かれた府内藩記録に武士と町人の火消し制度についての記述があり、火消し道具目録の中に纒と思われるものが出てくるという。
 福岡、金沢両市などの消防団では「纒振り」が伝統行事として定着。大分市でも団員の結束や団の存在感を高めるために復活を決め、8方面隊ごとに纒を新調した。
 頭のデザインは団員が考案。市中心部の第1方面隊は大友氏の家紋、第6方面隊(坂ノ市)は亀塚古墳、第7方面隊(佐賀関)は波や灯台などを採用した。纒は長さ約2・5メートル、重さ11~12キロ。先端が重いため、きれいに回すにはかなりの力と技術が必要。各隊から3人ずつの精鋭を集め、8月中旬から毎週数回の練習を続けている。福岡市に行き、指導もしてもらった。
 結成式は20日午後5時から市消防局で。その後、中央町商店街で火消し行列をし、大分城址公園でのイベントで纒振りを披露する。
 豊後八纒会長に就任予定の安東健治南部師団長(57)は「纒を旗印に、団員全員で災害に立ち向かう気持ちを高め、防災や減災につなげたい」と話している。今後は消防出初め式や大野川合戦まつりなどのイベントで披露する予定。
※この記事は、10月19日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。

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