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大分大生が守る伝統芸能 継承の危機知りサークル結成

緒方町の健男社で舞や太鼓、横笛学ぶ

 豊後大野市緒方町小原(おはる)の旧長谷川小で8日、健男霜凝日子(たけおしもごおりひこ)神社(通称・健男社)の秋季大祭が催され、大分大の学生らが地元の上畑地区に伝わる獅子舞を奉納した。市南西部の山深い地域に通い、伝統芸能を学んだ学生ら。住民らは「由緒ある舞を継承してくれてうれしい」と目を細めた。
 奉納したのは、準公認サークル「ししまい!」の学生と卒業生25人。健男社での神事から参加し、みこしと共に同小へ移動した。他地区の獅子舞や白熊(はぐま)に続いて、仮設鳥居の周辺で4体の獅子に入り、横笛の調べに合わせて「鳥居舞」や「御着(おつき)舞」を奉納した。
 住民たちは学生らの動きに見入り、「若者の舞は迫力がある」と大きな拍手を送った。
 「ししまい!」は2017年の結成。15年に経済学部の学生が集中講義で同地区を訪れた際、獅子舞の保存会が高齢化で解散したと聞いた。「大切な伝統芸能をなくしてはならない」と指導を受けるようになったという。他学部も参加できるよう2年後にサークル化。毎月2回、同地区を訪れ、県指定無形民俗文化財の「奥嶽流上畑獅子舞」の各種舞や太鼓、横笛を学んでいる。
 代表の尾野寺敦暉(あつき)さん(22)=経済学部4年=は「住民との交流が楽しい。獅子舞を見たことのない学生の方が関心を強める傾向にある」と説明。
 指導している健男社氏子総代長の工藤三生さん(79)は「昔は子どもだけで100人はいた。今は地区全体で約30人。学生たちに地区の伝統を託したい」と話した。
※この記事は、9月14日大分合同新聞朝刊12ページに掲載されています。
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