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202042日()

独自マップで避難ルート再点検 日田市大鶴地区で防災講座

ハザードマップに民家の位置や居住人数などを記して防災意識を高め合う地域住民ら=日田市上宮町
ハザードマップに民家の位置や居住人数などを記して防災意識を高め合う地域住民ら=日田市上宮町

 大雨や台風による土砂災害に備え、日田市大鶴地区上宮町で21日、ハザードマップを使った防災講座があった。県の「県土砂災害避難促進アクションプログラム」に基づいた初の試み。同町は2017年の福岡・大分豪雨で土砂崩れが相次いだこともあり、参加した住民ら約30人は真剣な表情で講座に臨み、防災意識を高めた。
 講師は県砂防ボランティア協会の会員ら5人が担当した。過去の土砂災害や発生メカニズムなどを説明。「正しい情報をいち早く入手し、すぐに避難することが重要」と指摘した。
 住民は3班に分かれ、県のハザードマップを基にしたオリジナルマップ作りに取り組んだ。地すべりや土石流などが発生しやすい危険箇所を細かくチェック。民家の位置をシールで示し、居住人数や幼児、高齢者の有無を地図に色ペンで書き込みながら、安全な避難経路を調べた。17年の災害で一時孤立する住民もいたことを踏まえ、大鶴公民館へ避難するルートも話し合った。
 同町は今後、オリジナルマップを活用した避難訓練を実施したり、避難行動計画を作成したりする。
 坂本義紀自治会長(70)は「大丈夫と思っていても危険な場所があると改めて分かった。早めに逃げるのが一番。みんなと協力しながら防災力を高めたい」と話した。
 同様の防災講座は25日に中津市でも実施される。

※この記事は、8月23日 大分合同新聞 朝刊 15ページに掲載されています。

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