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参院選大分選挙区、野党共同候補の安達氏が初当選

自民、初の公認候補連敗

 第25回参院選は21日、投開票された。安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」は3分の2議席を割った。自民、公明両党は目標とした改選過半数の63議席を上回った。立憲民主党は議席倍増をうかがう。国民民主党は改選議席に届かない。共産党は横ばいで、日本維新の会は伸長させた。政治団体「れいわ新選組」は議席を獲得した。

  【大分選挙区(改選数1)】無所属新人の安達澄(きよし)氏(49)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が、自民党現職の礒崎陽輔氏(61)=公明党推薦、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の牧原慶一郎氏(41)を破り、初当選した。安達氏は連合大分の労組票を基盤に、「野党共同候補」として共産を含む野党4党の支持層や無党派層の取り込みに成功。最終盤で礒崎氏を抜き去り、突き放した。
 与野党対決の構図となり、九州の1人区で唯一の接戦区として注目された。前回2016年に続いて野党側が勝利したのは西日本で大分と沖縄のみ。自民党は公認候補が大分選挙区で連敗するのは初めて。投票率は50・54%で16年を7・84ポイント下回り過去最低だった。
 安達氏は昨年10月に出馬を表明し、連合大分の推薦が決定。今年5月に共産も含む4党で安達氏に候補を一本化し、与党との対決構図が確定した。
 推薦する3党の国会議員、県議、市議らと連動して選挙戦を展開。「現場や地方を大事にする政治」の実現を訴えた。連合加盟労組や安達氏に縁のある芸能団体の会員が県内各地で支持を拡大。票田・大分市と地元の別府市で得票を伸ばし、終盤に浮動票を掘り起こした。
 礒崎氏は農林水産副大臣や首相補佐官を務めた2期12年の実績を強調。演説では地方の景気回復や子育て支援充実などの公約を中心に訴えた。党所属の国会議員や地方議員、党支部、友好団体を軸に戦い、選挙協力する公明党も支援した。
 安倍晋三首相や菅義偉官房長官ら閣僚と党幹部も連日応援に入ったが、都市部で差を広げられ、地方部でも伸びを欠いた。無党派層の支持も薄かった。

大分選挙区開票結果
当 23万6153票 安達  澄 無新
◎ 21万9498票 礒崎 陽輔 自現
   2万 909票 牧原慶一郎 諸新
 投票総数 489,969票  投票率  50.54%  
 有効票  476,560票  無効票 13,409票  
 「◎」は当選者以外の法定得票数獲得者 

○良い政策をつくる
 安達澄氏の話 県民の期待に応えられるよう国政の場で仕事をしなければと、緊張で身が引き締まる思い。訴えてきたのは現場や地方を大事にする政治。中央からの押し付けや上から目線でなく、地方の現場で頑張る人の声を受け止めてより良い政策をつくりたい。
※この記事は、7月22日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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