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県内重視、上積み狙う 吉田忠智候補

決戦 2019参院選おおいた【4】

 公示日の4日夜、大分市のコンパルホール。比例代表での国政復帰を目指す社民党前党首の吉田忠智候補(63)は総決起集会で語気を強めた。「厳しい戦いだが、反転攻勢をかけなければならない。皆さんの力で再び私を参院の場に送ってほしい」。険しい表情で聴衆に支持を訴えた。
 選挙結果によっては政党要件を失う恐れがあり、党幹事長の吉川元・衆院議員(比例九州)は「党にとっても正念場」と強調した。
 吉田氏は昨年9月末から本格的に全国行脚を開始。大分を含む13県の自治労県本部などを軸に支持拡大に動き、労組・団体などの組合員・構成員、そのOBら一人一人と会う〝地上戦〟に徹した。陣営は「着実に支持者を増やしてきた。選挙戦で実を結ぶよう最後まで気を引き締めていく」。
 大分県内では16ブロックに分けた各地域に選対を設置。個人票5万票を目標に掲げ、自治労県本部の佐藤義朗委員長は「達成に向け、全力を尽くせば超えられない数字ではない」と意気込む。
 再選を目指した3年前は個人票の約3割に当たる約4万4千票を県内で稼いだ。今回は日程の半分近くを県内での運動に当てており、「基盤の地元大分でいかに票を固め、上積みできるかが鍵」と県総合選対の姫野正二事務局長。吉田氏は4~8日に大分市、日田市などを遊説。中盤、最終盤も県入りする予定だ。
 党としても「背水の陣」で選挙戦に臨んでいる。政党要件を満たすには得票率2%か2議席の確保が必要だが、県総合選対幹部は「2議席のハードルは高い」と吐露する。得票率も2016年参院選比例代表で2・74%、17年衆院選比例では1・69%と下がり、全国的な党勢衰退が指摘されている。
 1議席を獲得した場合も、吉田氏は元沖縄県議の女性新人候補らと議席を争うことになる。党県連合の守永信幸幹事長は「現行憲法を生かし、社会的弱者に目を向ける党の考えを地道に伝え、有権者の理解を得たい。強い思いを持つ吉田氏を何としても国会へ送りたい」と力を込める。

<比例代表立候補者>
 県関係の立候補者は次の通り。(年齢は投票日の21日現在、敬称略)
衛藤 晟一 71 自民現
小俣 一平 67 立民新
桑原久美子 33 維新新
吉田 忠智 63 社民元
※この記事は、7月11日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
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