大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

いつでも前向き難病のラッパー 29日、手術前のラストライブ

竹田市中心に活動、児玉啓佑さん

 竹田市を中心に活動するラッパー、K―SK(31)=本名・児玉啓佑、市内会々=が、国指定の難病「特発性(とくはつせい)大腿骨頭(だいたいこっとう)壊死(えし)症(しょう)」と診断された。自分らしく生きることの大切さなどを表現し続けて10年余り。治療に時間を要するため活動再開のめどは立たないが、「病気に負けず、ポジティブに向き合いたい」と前を向く。29日に手術前のラストライブを旧堺屋食堂(竹田町)で開く。

 竹田市久住町出身。「人前に立って目立ちたい」と、中学時代にストリートダンスの一種「ブレークダンス」を始めた。「日本語ラップの曲で踊ったら格好いいのでは」と聞き込むうち、自分でもやってみたいとのめり込んだ。20歳の頃だ。

 整骨院や実家のガソリンスタンドなどを手伝う傍ら、リリック(歌詞)をつづった。自身の不器用さ、生きることの意味…。さまざまなメッセージを込めた約20曲を生み、自主制作のCDも出した。晩秋の城下町を代表するイベント「竹楽(ちくらく)」などでステージに立ち、出演回数を増やしてきた。

 代表作は「My mind(マイ・マインド)」。

 〈当たり前や常識 縛られた人たち 生きることはそれがすべてと 合わす帳尻〉

 人から押し付けられた価値観や常識に対する疑問をぶつけた。観客からは「人生について考えさせられた」との声が寄せられるという。

 体に異変を感じたのは昨年末。左股関節に痛みがあり、今年3月に同症と診断を受けた。股関節を形成する大腿骨頭に血液が届かなくなり、壊死する病気。原因は分かっていない。

 7月に福岡市内で手術を受ける。リハビリにかなり時間がかかる見込みだが、「病気を経験して表現できるものがある」。病室で楽曲制作は続けるつもりだ。

 「どんな状況でも、前向きに生きた方が幸せは大きい。これからも元気を与えられる曲を生み、退院後は復活ライブをしたい」。ゆくゆくは仲間とホースセラピーに取り組む計画も再開させたいと思っている。

 ライブは午後5時開場、同6時開演。入場料千円(小学生以下無料)。問い合わせはK―SK(☎080-5264-4306)。
※この記事は、6月22日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 23時31分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る