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ネパールに学校を 宇佐の「作る会」29日に支援報告会

 宇佐市の「ネパールに学校を作る会」(中野美幸会長)は29日午後6時から、同市上田の隣保館で、同国の支援報告会を開く。2006年から寄付を呼び掛け、これまでに10校を建てた。25年前に同国に移り住み、現地住民の支援活動を続ける垣見一雅さん(80)=東京都出身=の記念講演もある。入場無料。参加を呼び掛けている。
 ネパールの現状を一人でも多くの人に知ってもらおうと企画。垣見さんの講演は4回目。
 中野会長(66)=宇佐市大根川=は中学校の教諭時代、夏季休暇に友人とバックパッカーとして、同国とブータン、タイなどアジア圏の約20カ国を回った。13年前に垣見さんの講演を聞いて同国に興味を持った。友人らに寄付を呼び掛けて毎年六つの村を訪問し、学校やトイレを設置している。
 支援目的で初めて同国を訪れたのは09年。首都カトマンズから仏陀(ぶっだ)の生誕地ルンビニを経て、村々を回った。トイレがなく、電気が通っていないことに衝撃を受けた。今は車で向かえるが、当初は6時間、山道や獣道を歩いたという。
 村人の話を聞き、国外への出稼ぎや結婚で学校に通えない子どもたちの現状を目の当たりにした。奨学金を募り、ネパール銀行に預けて金利で授業料を捻出。昨年は、柳ケ浦高の生徒から奨学金用の寄付、安心院中から鉛筆と縄跳びの支援があったという。近年は貧しい子どもたちのために、学校給食を始めるなど学習環境の充実に力を入れる。
 中野会長は「たくさんの人の協力があり、学校を建てることができた。垣見さんの25年間の活動内容も聞き応えがあると思う」と話した。
 問い合わせは中野会長(☎090-1085-5803)。

(メモ)ネパールはヒマラヤ山脈が連なる南アジアの山岳地帯に位置する。主な産業は農業。天候が不安定で干ばつや洪水が多く、世界最貧国の一つ。4年前には約9千人の死者を出す大地震に見舞われた。復興が進まず、貧困が深刻化。若い女性の人身売買が問題になっているという。
※この記事は、6月17日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。
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