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大分県警、通学路で一斉交通指導 全国で子ども犠牲の事故相次ぎ

 大津市の交差点で乗用車が保育園児らの列に突っ込み16人が死傷するなど、全国で子どもが犠牲となる交通事故が相次ぐ中、大分県警は16日朝、県内各地の通学路で一斉に交通指導を実施した。例年5月は登下校中の事故が増えるという。県と県教委は県内の幼稚園や保育園に近くの道路の危険箇所などを再確認するよう通知した。
 大分市碩田町の義務教育学校「碩田学園」では午前7時半ごろから、大分中央署員6人が正門前や交差点などに立った。登校中の児童に「必ず左右を確認して道路を渡ろう」などと声掛け。横断歩道の前で減速、停止しない車両がないか目を光らせた。
 この日は県内15署の約250人が各地の通学路60カ所で活動。66件の交通違反を確認し、摘発した。内訳は▽一方通行を逆走するなどの通行禁止違反 22件▽歩行者妨害 13件▽シートベルト・チャイルドシート未着用 8件ーと続いた。
 県警によると、2014~18年の5年間で、5月に交通事故で負傷した園児、児童、生徒は計58人。月別では、11月の60人に次いで多かった。新入学児童が巻き込まれたケースが目立ったという。
 大津市の事故を受け、県などは10、15日に、保育園や認定こども園、幼稚園など約650園へ園児が施設外を歩く際の安全対策を徹底するように通知。移動経路の危険性や交通量を職員間で共有するように求めた。
 県警は「関係機関と連携し、子どもが事故に巻き込まれないよう対策を強化する」と話している。
※この記事は、5月16日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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