丸山自治会が田んぼに手掛けた巨大菜の花アート=竹田市久住町白丹 竹田市と豊後大野市で住民らが道路沿いなどに植えた花が見頃となり、地域を彩っている。記念写真撮って、巨大菜の花のハート 竹田市久住町白丹の田んぼには、矢がハートを射抜いた巨大な菜の花アートがお目見えした。県道沿いにあり、通行車両が止まって記念写真を撮るなどしている。 約30アールの田んぼで地元の丸山自治会の住民15人が手掛けた。縦横約30メートル。冬場に種をまき、今月上旬に見頃を迎えた。 2年前に「過疎が進む地域を盛り上げよう」と取り組んだが、種をまく時季が合わずに失敗した。3年がかりの力作で、前自治会長の足立康成さん(59)は「これだけ咲けば上等」と笑顔。 オートバイで日本縦断ツーリング中だった沖縄県豊見城市の赤嶺達也さん(57)は「きれいな花を見て心が温まった」。 今月下旬まで楽しめそうという。新緑に映える!、500メートル続くヤマブキ 豊後大野市朝地町鳥田の国道442号沿いでは、ヤマブキが新緑をバックに鮮やかな黄色の花を咲かせた。 地元出身者らでつくる「神角寺渓谷緑化推進会」(小代忠之会長)が2017年から約500メートルにわたって計2500本を植えた。初期のものは高さが1・5メートルに達し、20日ごろまで楽しめそうだという。 岡崎研次事務局長(68)=大分市=は「澄んだ水が流れる渓谷と一緒に親しんでほしい」と話している。