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止まらぬ重大交通事故 目立つ前方不注視

11日にも死者、重体者

 県内で重大交通事故が止まらない。佐伯市の国道10号で11日、オートバイの男性が転倒して死亡。大分市では軽ワゴン車にはねられた男性が意識不明の重体になった。死亡事故は今月に入って既に4件目(午後9時時点)。今年の死者は前年同期に比べ4人多い11人に上っている。県警は「異常事態」として、交通指導や取り締まりを強化している。
 11日午後1時ごろ、佐伯市弥生尺間の国道10号で、神奈川県大和市、会社員井門康さん(53)のオートバイが道路左側のガードパイプに接触、転倒した。井門さんは佐伯市内の病院で約1時間後に死亡が確認された。失血死だった。
 佐伯署によると、現場は片側1車線の直線。後部にキャンプ用品などを積んでおり、県内をツーリングしていたとみられる。
 現場から西に約3キロの同国道では、8日に軽乗用車が対向車などと衝突し、団体職員の女性(41)が死亡する事故が起きたばかり。同署は交通非常事態宣言を15日まで3日間延長し、取り締まりを強める。
 大分市片島では11日午前10時40分ごろ、介護施設の駐車場で、同市明野高尾、会社員田代充子さん(57)の軽ワゴン車が臼杵市井村、会社員高野重美さん(64)と大分市内の男性会社員(34)をはねた。高野さんは全身を強く打ち、意識不明の重体。男性は右足に軽いけがをした。
 大分中央署によると、田代さんは近くの市道を走行中、施設駐車場に入ろうとしていた清掃・廃棄物処理業者のバキュームカーとぶつかった。その後、同駐車場で浄化槽の清掃作業中だった高野さんらをはね、約70メートル先で止まった。市道は中央線のない緩やかな右カーブ。バキュームカーに気付くのが遅れたとみている。
 県警によると、今年の死亡事故の大半は前方不注視が原因だ。8日までに発生した10件のうち7件は、ドライバーが歩行者や車に気付くのが遅れて衝突した。交通企画課は「前をしっかり見て運転し、早めにブレーキを踏めば防げた」と強調する。
 春の行楽シーズンはバイクのツーリング中の事故が増える傾向にある。県警は「人の動きが活発になり、さらなる発生を懸念している。啓発や取り締まりに力を入れる」と話している。
※この記事は、4月12日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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