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こども診療所「休診」、市民ら市外の病院へ 竹田市

 所長の男性医師(51)が辞意を表明し、新年度からの運営を懸念されていた竹田市立こども診療所は1日、休診となった。再開のめどは立っていない。市は「本人から辞表を受け取るなどしておらず、辞めていない」との立場。引き続き、医師に診療継続を求める。
 医師が辞任したとなれば、市内から小児科の常勤医がいなくなる。2009年以来の事態。市内飛田川にある診療所にはこの日、医療スタッフの姿を確認できなかった。
 市内玉来の主婦、福田佳代さん(38)は体調を崩した次女(2)を連れ、豊後大野市の病院に向かった。「幼児は急に具合が悪くなることがあり、近くに小児科が必要。一日も早く再開してほしい」と切望する。
 就学前の息子2人を育てる竹田市植木の主婦、池見彩さん(28)は「病院がない地域は子育てがしにくいと感じる。地域から若い世代が減る原因になりかねない」と懸念する。
 市保険健康課は「今のところ、ほかの医師は探さない」と強調。1年契約で働く看護師と医療事務職員の4人については1日、契約期間を更新し、事務長は4月末まで1カ月間延長した。
 診療所は老朽化しており、今月中旬に新築移転する計画。市内玉来の新しい建物では荷物の搬入作業が進む。首藤勝次市長は「空白期間を短くするよう、今後の対応を考える」と話した。

<メモ>
 竹田市立こども診療所を巡る問題は、市が運営を市直営から外部委託に変更することを計画したのがきっかけ。指定管理者を昨年9月に募り、市は所長をしている男性医師の応募を期待したが、施設の維持管理条件などで折り合わず関係が悪化。医師は1月末に辞意を示唆。市内の母親らは市民5千人以上から署名を集め診療継続を求めた。
※この記事は、4月2日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。

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