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伝統に光 災害が影

平成と大分・市町村の歩み

 日田市は平成の時代、豊かな自然や歴史文化を生かして県西部の中心都市、西の玄関口として存在感を示してきた。だが、風水害でたびたび甚大な被害に見舞われ、復旧復興の労を強いられた。平成17年に日田市郡の合併で新たなスタートを切ったが、人口減少は加速。地域の活力をどう維持するかが問われる。

 住民が守り、受け継ぐ歴史文化遺産の価値が認められ、まちづくりに生かす取り組みが進んだ。江戸時代の面影をとどめる豆田町の町並みは16年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、日田観光を代表するスポットになった。日田祇園の曳山(ひきやま)行事は28年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録された。
 県内ではいち早く高速道路網に接続。産業面で福岡都市圏に近い地の利も生かしてきた。1次産業では県産ブランド代表格の日田梨が海外販路を開拓。低迷していた基幹産業の林業はバイオマス燃料など新しい需要も生まれ、明るい兆しが出ている。「6次産業化」の草分け的存在の大分大山町農協は健在だ。
 自然災害の猛威は暮らしや産業に大きな影響を及ぼした。3年の台風19号は風倒木で大打撃を与えた。24年の大分県豪雨では、花月川を中心に2度に渡って浸水。29年の福岡・大分豪雨による被災は各所で復旧工事が続く。次の災害に備える防災減災対策が求められている。
 人口は平成の30年間で約2割減少した。地域の暮らしをどう支えていくか。過疎化が著しい周辺部で試行錯誤が続いている。
※この記事は、3月10日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。
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