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車いすマラソン選手らバリアフリー事情など視察

2020年東京五輪・パラリンピック

 2020年東京五輪・パラリンピックの開催を控え、観光庁は障害の有無にかかわらず、誰もが楽しめる観光「ユニバーサルツーリズム」の促進に力を入れている。日本政府観光局(JNTO)は第38回大分国際車いすマラソン大会(18日、大分市)に合わせ、外国人招待選手と共に県内の観光地のバリアフリー事情などを視察した。JNTOの担当者、竹島克恵さん(51)は「オリパラを機会に誰にでも優しい日本を世界に発信したい」と話す。

 大分国際車いすマラソン大会は1964年東京パラリンピックの開催に尽力した故・中村裕(ゆたか)博士の提案で始まった。
 別府市には障害者の自立を目的に、中村博士が65年に設立した社会福祉法人「太陽の家」があり、市内の公共施設のバリアフリー化も進んでいる。東京五輪・パラリンピック組織委員会も協力し、今回の検証企画が実現した。
 15日、今大会でマラソンT51男子を3連覇したピーター・ドウ・プレア選手(38)=南アフリカ=に同行してもらい、車いすリフト付きのバスに乗って観光地などを回った。
 別府市では温泉施設を訪れ、浴槽の縁まで車いすを利用できるよう工夫された露天風呂で入浴を楽しんだ。プレア選手は「都市のアクセシビリティー(利用しやすさ)も素晴らしいが、何より人々のホスピタリティーに感銘を受けた」と話した。
 JNTOによれば、20年に向けてインバウンド(訪日外国人客)の増加が見込まれるが、地方への誘客が課題。大分市は19年ラグビーワールドカップ(W杯)の会場でもあり、ユニバーサルツーリズムを魅力の一つとしてアピールしたい考えだ。
 竹島さんは「障害があっても快適に訪日できる環境が地方にも整っていることを伝えられればいい」。
 県観光・地域局は「大分は車いすマラソン大会の影響もあり、障害のある人を自然に受け入れる土壌がある。来年のW杯に向け、さらに誰もが過ごしやすくなるよう、ハード・ソフト両面で取り組みを加速させたい」と話している。
※この記事は、11月21日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。
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