大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

ベジフードでおもてなし 外国人客対応へセミナー

 外国人観光客が急増する中、食に関する嗜好(しこう)や習慣、その対応について考えるセミナーが10月上旬、大分市保健所であった。ホテルや旅館、飲食店関係者ら約30人が参加した。

 一般社団法人ベジフード協会(大分市)の今村明子理事が「世界では、ベジタリアン(菜食主義者)やビーガン(完全菜食主義者)、食物アレルギーの人口は急速に増えている。ラグビーワールドカップ開催時には、インバウンド(訪日外国人客)の増加も見込まれる。受け入れを積極的に行うには、食への対応は必要不可欠。日本には、そういった人が安心して食事ができる飲食店が圧倒的に少ない」と指摘した。県内を訪れるインバウンドの目的は▽温泉に入りたい▽日本食、郷土料理を食べたい|が大半を占めているという。しかし、実際外食に出掛けると大変だというのだ。「一見、動物性食品が入ってないようにみえる物でも、いりこやカツオなどのだしがベジタリアンにとって、ネックになる」と話す。
 自然療法研究家で同協会の高梨紋子(あやこ)理事が、動物性食品を使わない“ベジフード”のだんご汁、じり焼き、いちごパフェなどを紹介。「普段使っている材料で本格的なベジフードは作れる。ベジタリアン用のだしも市販のものがあるので使ってみるのも手段の一つ」とアドバイスした。
 また、多言語対応したメニュー表や、ピクトグラム(絵文字)を使って食材を分かりやすく表示するなどの準備も必要と今村さん。「グループの中にベジタリアンが1人いたら、その人に合わせてお店を選ぶ。現在のメニューを変えるのではなく、ベジフードを少し導入するだけで外国人の選択肢が広がり、おもてなしにもつながるはず」と話した。
 同協会は、大分市内でベジタリアン対応レストランを経営している神田京子代表理事、マクロビオティック料理教室や食に関するセミナー活動等を行っている高梨、今村両理事の3人が9月に設立した。インバウンドのベジタリアン対応を目的としたベジフードメニューの開発と提供に取り組んでいる。定期的にベジフード料理教室も開催している。問い合わせはinfo@vegejapan.jpまで。
※この記事は、10月18日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 5時21分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
ぶんぶん写真館
記者やカメラマンが撮影した写真を閲覧・購入できます。
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る