大分県内ニュース
地域密着!郷土のニュースとスポーツ

伝統芸能 饗宴のブザー おおいた大茶会①

薪能、子どもたちも共演 三味線、長唄 学生コラボ

 「第33回国民文化祭・おおいた2018」と「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」は10月6日に開幕する。11月25日まで、県内全市町村で160を超えるさまざまな事業が展開される。開演を告げるブザーが近づく中、分野別に担当記者がお薦めの事業を紹介する。(6回続き)

 「能は特別なものと思っている人が多い」。大分市で「こども能楽教室」を指導する観世流シテ方能楽師の馬野正基さん(53)は嘆く。「本来は万人が楽しむもの。能に取り組む子どもたちがいることも知ってほしい」と言葉に熱がこもる。
 「豊後ノ国 府内薪能」は10月20日、JCOMホルトホール大分前の大分いこいの道広場に特設能舞台を造り、幻想的な空間を創出。二十六世観世宗家・観世清和、狂言方和泉流・野村萬斎ら一流どころが流派を超えて集結する。
 こども教室の受講生ら44人は仕舞を披露する。沼田芽依さん(12)=西の台小6年=は「踊るのは楽しい。ずっと続けたい」と大舞台を心待ちにしている。
 段ボール模型製造・販売の「国東時間」(国東市)が制作中の、立体の老松も舞台演出に使われ注目される。無料の茶席もある。入場券は完売しているが、仕切りなどは設置されず、天候が良ければ客席に座らずとも非日常の世界に浸ることができそうだ。
 「長唄三味線演奏会」(10月21日・いいちこ音の泉ホール)は若い力が輝きを放つ。六代目杵家弥七ら最高峰の演奏家が集う中、学内の三味線サークルで稽古を重ねてきた立命館アジア太平洋大の学生9人も本番が近づき張り切っている。
 芸術文化短期大パーカッション部とのコラボレーションで日本の唱歌などを届け、リーダーのマリア・エベリンさん(20)は「藤娘」にも出演する。「私にとって三味線の音色はどの楽器より美しい。国民文化祭に出られ光栄」。学生を指導する杵屋六絹也県長唄連盟会長は「今演奏会を長唄の発展につなげていきたい」と願う。国文祭は伝統芸能を次世代へつなぐ大舞台でもある。
※この記事は、9月14日大分合同新聞朝刊1ページに掲載されています。
OPENCLOSE

速報ニュース

ニュースアクセスランキング 15時51分集計

ランキング一覧を見る

大分合同新聞ニュース絞り込み検索
記事の絞り込み検索が可能になりました!

期間選択
ジャンル選択
記事種別選択

大分県の天気

PM2.5情報
大分県の測定データ大分市の測定データ
大分合同福祉事業団
インターネットによる募金「かぼす募金」を受け付けています
大分合同新聞
販売店検索はこちら
お近くの販売店を今すぐ検索!
HELLO KITTY×大分合同新聞
おともだちカード
「大分合同新聞 HELLO KITTY」が大切なあなたの気持ちをお届けします。

全てのお知らせを見る

電子書籍のご案内

ページ上部へ戻る