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これが大分のYOSAKOIだ 念願のオリジナル誕生

 県都の秋を盛り上げる「豊の国YOSAKOI祭り」(大分市、11月)の10周年に合わせ、大分オリジナルのよさこい踊りが誕生した。歌詞と踊りに郷土の魅力を凝縮。県内の学生や社会人の9チームで構成する県YOSAKOI連絡協議会(須賀克文会長)は「念願がかなった。多くの人に踊ってもらい、県内外で愛される踊りに育てたい」。本番で披露するのを楽しみに、練習に励んでいる。

 威勢のいい掛け声と鳴子のリズムに乗り、ダイナミックに踊るよさこい祭り。1954年に戦後復興の願いを込めて高知県で始まり、全国各地に広がった。大分市では地元チームが実行委員会をつくり、2009年にスタート。昨年は若草公園をメイン会場に九州・山口各県から54チーム・約800人が出場した。
 よさこい踊りは定番のほか、各地の祭りがオリジナルを持つ。祭りの最後には全チームと観客が一緒になってご当地オリジナルを踊って盛り上がるのが恒例だが、大分にはないため、他県の踊りを使ってきた。
 以前から「大分を象徴する踊りがほしい」という声は多く、県連絡協がプロの音楽家に制作を依頼。歌詞や振り付けは県内の各チームでアイデアを出し合った。
 耳に残る軽快なメロディー。歌詞は「来ちょくれ 見ちょくれ」で始まり、温泉や猿、カボス、関アジ・関サバなど名物を盛り込んだ親しみやすい内容。振り付けには温泉県らしくタオルを使い、背中をゴシゴシ洗い合ったり、湯上がりにパシッと振り下ろしたり。コミカルな動きもふんだんに取り入れた。
 練習は4月からチームごとや合同で取り組んでいる。今月6日は同市の森岡校区公民館で合同練習。9チームの代表ら計15人が参加し、「目線を上げて笑顔で」「腕は真っすぐ伸ばそう」などと動作を確認した。立命館アジア太平洋大学(別府市)の学生サークル「よっしゃ虎威(こい)」の財前花歩副代表(20)は「大分らしさ全開でインパクトがある。踊っても見ても楽しい」と笑顔。
 県連絡協の大城政治副会長(44)は「県内外によさこいの輪を広げ、大分の魅力をPRしていきたい」と意気込んでいる。
※この記事は、6月14日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。

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