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県高校野球選手権 鶴城44季ぶり栄冠

 第133回県高校野球選手権(大分合同新聞社後援)最終日は27日、大分市の別大興産スタジアムで決勝があった。鶴城が8―4で藤蔭を下し、44季ぶり18回目の栄冠を手にした。
 試合終了後、閉会式があった。木戸孝明県高校野球連盟会長(竹田高校長)が優勝旗などを手渡し、「鶴城は試合ごとに力をつけてきた。あと一歩だった藤蔭も最後まで粘り強く戦った。夏に向けてさらに練習に励んでほしい」と講評した。

 エース、投打に大車輪

 鶴城のエース大神裕貴(3年)が力投した。前日(26日)の準決勝に続き、決勝でも9回を一人で投げ抜き、チームを44季ぶりの頂点に押し上げた。
 打っても2安打3打点の活躍だった殊勲の左腕は「(調子が)悪いなりに精いっぱい、バックを信じて投げられた」とすがすがしい笑顔を見せた。
 初回から緩急をつけ、変化球をうまく使って相手打線に的を絞らせなかった。中盤以降は疲労から、やや球威が落ち、ピンチの場面も増えた。だが勝負どころでの気持ちの強さが光った。
 3点リードの八回、四死球と野選で無死満塁のピンチに。勝負を左右しかねない場面だったが「釘宮啓彰部長から常に言われてきた『最悪の状況を常に想定して平常心を保て』を思い出した」。これで気持ちが楽になり「打者に集中できた」。一邪飛、空振り三振、内野ゴロでピンチを切り抜けると、マウンド上でほえた。
 今大会、強豪相手に全試合で先発し、トーナメントを勝ち上がった経験は大きい。それでもエースに満足はない。「まだ投球にムラがある。(今大会の)反省を夏に生かさない手はない」と、すでに夏に照準を合わせていた。

 鶴城・高橋祐二監督の話
 ミスもあったが引きずらず、すぐに切り替えられたのが大きかった。前任の柴田誠監督が手塩にかけてきたチーム。久しぶりに良い結果が残せて本当に良かった。

 【評】
 好機で着実に得点した鶴城が粘る藤蔭を下し、頂点に立った。
 鶴城は二回、石本、大神の連続長打で2点を先制。六回には河野、大神の適時打などで3点を加え、九回には春山のソロ本塁打で突き放した。先発完投した大神の粘投も光った。
 藤蔭は六回、橋本の2点適時二塁打などで追い上げ、投手陣もよく粘ったが、及ばなかった。

 藤蔭、逆転の好機生かせず

 「点差はあっても逆転できる雰囲気はあった。ただ継投の遅れや細かなミスが響いた。夏までの課題です」
 粘り強く戦いながらも頂点に届かなかった藤蔭。原秀登監督は唇をかんだ。
 5点を追う六回、2死一、二塁から「つなぐだけ」と無心で振った橋本和真(3年)の中越え適時二塁打で2点、七回には佐藤早泰(同)、小柳輝大(同)の連打などで1点を返した。
 八回にも四死球などで無死満塁の好機を築いたが、惜しくも後続が倒れ、逆転はならなかった。
 優勝は逃したが熊懐郁祐主将(同)は「チームに足りなかったことを夏までに必ず突き詰める」と誓った。
※この記事は、5月28日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。
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