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球児の夏、1世紀 津久見V、エース水江

 2018年夏に全国高校野球選手権大会は第100回の記念大会を迎える。九州・沖縄の高校が輩出した球児たちも、春夏の甲子園や県大会で数々の名場面、ドラマの主役になった。一つの節目にあたり、彼らにあらためてスポットライトを当て、独自に各県ベストナインを選出してみた。高校時代に偉業を成し遂げた往年の名選手もいれば、甲子園に縁がなかったもののプロ野球に進んでから大成した選手もいる。高校野球ファンの心に刻まれたヒーローたちは、果たして誰か。世代を超えて選び出された選手の名前を目にすれば、当時の記憶が呼び起こされるだろう。 (校名は当時)

扇の要は城島
 黄金期の津久見が甲子園で春夏の頂点に立つなど歴史のある大分の高校野球。昨夏は明豊が久々に8強入りしたが、近年は上位進出が遠い。それでも100年の歴史をひもとけば、プロで大成した選手を中心に好選手が挙がる。
 投手は水江正臣(津久見)を推したい。1972年の第54回大会で抜群の制球とスタミナを示し、決勝までの全5試合を1人で投げ、深紅の優勝旗を大分にもたらした。「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた稲尾和久(緑丘)、東京六大学リーグ最多勝(48勝)の山中正竹(鶴城)、1988年に春夏甲子園で8強入りに貢献した川崎憲次郎(津久見)、2004年の明治神宮大会優勝投手の山口俊(柳ケ浦)ら名投手も数多く輩出している。
 扇の要は長崎出身の城島健司(別府大付)。高校通算70本塁打など当時から抜群の打撃と強肩が光り、プロ入り後、米大リーグでも活躍した。10年にソフトバンクに育成で入団し、現在は正捕手の座をつかんだ甲斐拓也(楊志館)も入れたい。高校2年の夏は、今は同僚の今宮健太擁する明豊に準々決勝で敗れたが、リードはもちろん打撃センスも光っていた。

味のある外野
 内野手では現役プロ選手の内川聖一(大分工)が筆頭。最後の夏の大分大会は決勝で涙したが、大型遊撃手として当時から輝いた。今季からロッテの1軍ヘッドコーチを務める職人・鳥越裕介(臼杵)、春夏の甲子園を経験し、走攻守のそろった岡崎郁(大分商)、高校時代から抜群の野球センスが光った元広島監督の野村謙二郎(鶴城)を推したい。
 外野手も味のある選手が並ぶ。左翼は高校から野球を始めてエースで4番を務め、日本ハム監督も務めた大島康徳(中津工)、中堅は高校通算打率5割5分を超え、「九州のイチロー」と呼ばれた土谷鉄平(津久見)、右翼は15打席連続出塁の日本プロ記録を持ち、今季から広島のコーチに就いた広瀬純(鶴城)とした。
 近年、県内は私学勢の台頭が目立つが、けん引されるように公立校もレベルアップしている。今年の記念大会も熱くなりそうだ。
※この記事は、4月17日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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