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「自分らしく」悲願のベルト 日本フェザー級チャンプ

 別府市出身のプロボクサー源大輝(みなもとたいき)(27)=東京都、ワタナベボクシングジム=がプロボクシング日本フェザー級(57・15キロ以下)チャンピオンになった。悲願のベルトを獲得したのは1年前にがんで亡くなった母の命日だった。肉親の死を乗り越えて栄冠をつかみ、さらなる飛躍を誓っている。

 4月7日に東京都の後楽園ホールであったタイトルマッチで、初防衛を狙った大橋健典(たけのり)(角海老宝石)に同級1位として挑戦。7回1分12秒TKOで勝利を収め、新王者になった。
 中学卒業後、料理人を目指して市内のホテルで修業を積んでいたが、18歳の時に「拳二つで成り上がる格好良さにひかれて」上京。それまでスポーツや格闘技経験はなかったものの、多くのチャンピオンを輩出している同ジムの門をたたき、20歳でプロデビューを果たした。
 2015年に当時、スーパーバンタム級(55・34キロ以下)日本王者だった小国以載(ゆきのり)(角海老宝石)に挑み、0―3で判定負けを喫した。「完敗したと初めて心の底から感じた」。小国は16年にIBF同級世界王者になり、「いつかはオレも」と闘争心に火が付いた。
 17年1月13日。突然の訃報が襲った。26歳の誕生日の日に三つ上の兄・貴登(たかと)さんが交通事故で亡くなった。同年4月7日には母礼子さんが、がんでこの世を去った。相次ぐ肉親の死に絶望したが、周囲の支えで立ち上がった。
 2度目のタイトル戦は20戦目の節目の試合で、礼子さんの一周忌と重なった。「運命を感じた。かあちゃんや兄貴が見ていてくれる。自分らしく闘おう」。強い気持ちで臨み、勝利をつかみ取った。
 フェザー級は多くの日本人選手がしのぎを削る激戦区。「防衛を重ねて真の日本チャンピオンになりたい。世界にも挑戦したい」と今後の目標を力強く語った。
※この記事は、4月17日大分合同新聞朝刊10ページに掲載されています。
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