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耶馬渓山崩れ 3人目遺体発見で悲しみ深まる集落

 住民の男女2人が死亡し、4人が安否不明となった中津市耶馬渓町金吉(かなよし)の山崩れで、新たに1人の遺体が見つかった。犠牲者は計3人となった。「残念」「言葉が見つからない」。一夜明けた16日午前、静かな山あいの集落は悲しみを深めた。

 遺体が見つかったのは15日午後10時25分。土砂を除去していた重機7台が一斉に動きを止め、陸上自衛隊や県警、消防の捜索隊が斜面東側に集まった。倒木に阻まれ、収容作業は難航。6日も樹木をチェーンソーで切断する作業を続け、午後1時までに運び出した。
 「3人目が見つかったのはいいけど…」。近くの左官業水本正美さん(68)は「また1人、亡くなっていた。残念だ」と表情を曇らせた。
 集落では岩下アヤノさん(90)、橋本アヤ子さん(86)、江渕めぐみさん(52)、優さん(21)の4人と連絡が取れない状態が続いている。現場沿いを流れる金吉川の対岸では、不明者の親族とみられる人らが作業を見守った。
 昨年9月まで近くの商店で働いていた地元の女性(65)は「2、3年前、買い物に来ためぐみさんと世間話をしたことを覚えている。朗らかで、明るく優しい人。お母さんのアヤ子さんが元気だった20年近く前には一緒に来てくれた」と2人を案じる。
 「地域で知っている人が亡くなるのは、本当に寂しい。みんな早く見つかってほしい」
 現場の斜面には、上部に不安定な土砂の塊が残っている。捜索活動は二次災害を警戒しながら慎重に進めている。16日午前は、重機を使った作業が中心となった。
 この日から現地入りした大分市消防局の佐々木淳一さん(29)は「早く家族の元へ帰してあげたい。全員助けるという気持ちで、やることをやる」と話した。
※この記事は、4月16日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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