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待ってたよ、魚見桜 6年ぶりに「まつり」復活

 日出町を代表するヤマザクラ「魚見桜」(豊岡)を観賞する「魚見桜まつり」が6年ぶりに復活する。樹齢400年を超す古木は花を付けないままだが、根元から生えた新芽が順調に成長し「今年は楽しめるくらい咲きそう」と、地元の保存団体と町観光協会。見頃に合わせて18日に開催。「春の風物詩だった行事。名木に会いに来て」と呼び掛けている。

 江戸時代の屋敷跡の高台に咲く魚見桜は町指定天然記念物。かつて漁師が花の咲き具合を見て漁期を決めたことから名付けられた。
 1991年の台風で幹の一部が折れ、上部は衰弱して垂れ下がり、現在は支柱でかろうじて立っている状態。2012年以降は幹に花が咲かなくなり、22回開いてきた魚見桜まつりは13年から途絶えていた。
 一方、親木の根元から生えてきた「ひこばえ」と呼ばれる新芽は、往時の姿を取り戻そうとするかのように力強く成長。世話をする樹木医の村松幸成さん(78)=豊岡=は「適切な手入れをすれば、元の姿に近づくほど枝ぶりが広がる可能性が高い。感服する生命力。今後も見守りたい」と話す。
 地元有志でつくる「魚見桜を愛する会」(野崎一郎会長)は、年々増えるひこばえの花を見て、祭りの復活を計画。見頃と予想する18日の開催を決めて、案内板を設置するなど準備を進めている。
 当日は魚見桜がある現地で午前10時半から。魚見桜について講話をするほか、子ども太鼓、地元の伝統芸能「辻間楽」などを上演。町特産品の販売コーナーや茶席を設ける。接ぎ木などで周囲に植えた2世のサクラも観賞できる。
 野崎会長(79)は「待ち望んでいた祭りを開けてうれしい。魚見桜という先人から受け継いだ『文化』を伝え続けていきたい」と意気込んでいる。
 問い合わせは町観光協会(TEL0977・72・4255)。
※この記事は、3月9日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。
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