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万年筆 若者中心に高まる人気 デザイン、色、豊富に

 高級な筆記具というイメージが強い万年筆だが、最近は手頃な値段の商品がそろい愛用者が増えている。デザインやカラーなどバリエーションの豊富さでユーザーの裾野が拡大し、県内でも若者を中心にじわじわと人気が高まっているという。年末年始の贈り物やあいさつに一筆添える時季を迎え、万年筆特有の書き味を求める人はますます増えそうだ。
 大分市の岩尾ぶんぐ館には、日本三大メーカーのパイロット、セーラー、プラチナをはじめ多くの万年筆がずらりと並ぶ。同店は昨年5月にオープン。それまでは隣接する岩尾文具竹町本店で万年筆を取り扱っていた。開店を機にラインアップを充実。人気の高まりもあり、月2、3本だった販売数が10本以上まで増えたという。
 売れ筋は国産の1万~2万円台のスタンダード商品。ペン先が14金で高級感があり、「ちょっと良いもの」を求める人に好評だ。2本目以降の購入者は、ワンランク上(3万~5万円台)を求めるケースが多いようだ。
 学生や20代の若者の多くが手に取るのは、千円から買える「カクノ」(パイロット)や「プレジール」(プラチナ)。低価格で本格的な書き味を楽しめる。万年筆といえば「黒い外観」をイメージしがちだが、赤、黄、緑など豊富なカラーバリエーションが魅力の一つ。インクの色が変えられるファッション性と機能性も若者の心を捉えている要因だ。
 平野志津子店長は「ペン先の種類からデザインまでさまざま。実際に手に持った感覚、書き味を確かめて、自分に合う一本を見つけてほしい」と話す。
 トキハ本店(同市)の万年筆売り場には男女問わず、若者から年配の人まで幅広い層の客が訪れる。中でも女性は「カラーの胴軸や透明で中のインクが見えるおしゃれなタイプを手にする人が多い」(同店)。経年変化を楽しみたい人は木製の胴軸を選択するそうで「使い込むうちに手のあぶらでつやが出てくる。時間をかけて自分の物になっていくのが魅力」と安部良子万年筆担当。
 万年筆を長持ちさせるには定期的なメンテナンスも欠かせない。同店では毎年秋に専門家を呼び、無料でペン先の調整をしてもらえるイベントを実施している。2日間で約100人が訪れるほど盛況で、利用者の愛着がうかがえる。安部担当は「手入れをし、大事に使えば一生物の相棒になる。デジタル時代だからこそ、文字を書く楽しさを味わってもらいたい」としている。
※この記事は、12月7日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。

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