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市街地にホタルを 日田青年会議所がプロジェクト

 日田市の日田青年会議所(諫元慎介理事長、55人)は本年度、ホタルプロジェクトを初めて企画した。活動を通じて市民に自然の大切さを伝える他、郷土愛を育んだり、街のにぎわいづくりにつなげる狙いがある。会員や地元住民らが今月上旬、市内豆田地区を流れる城内川にホタルの幼虫のエサとなるカワニナを放流した。

 日田青年会議所の「未来につながるまちづくり事業」の一環。放流には会員や城町1丁目自治会(秋山重雄会長)の住民ら約40人が参加。はじめに、市複合文化施設「アオーゼ」でプロジェクトの説明会があった。
 会議所まちづくり委員会の河津賢太郎委員長(36)が概要を説明。NPO法人ひた水環境ネットワークセンターの園田匠理事長(52)が日田の水の歴史について、全国ホタル研究会の中山歳喜常務理事(63)がホタルの種類や生活環境などについて、それぞれ解説した。
 この後、参加者は城町1丁目の桂林荘公園そばを流れる城内川にカワニナ約20キロを放流した。自治会によると、ホタルは1950~60年代ごろが最も多かったが、その後、周辺の水田で農薬が使われると減少。10年ほど前に地元有志グループがカワニナを放流して戻ったが、2012年の県豪雨の影響でほとんどいなくなったという。
 河津委員長は「市街地でもホタルを観賞できるようにしたい。活動が市全体に広がり、水郷日田の清流を連想させるホタルが増えてくれたらうれしい」と話した。
※この記事は、10月13日大分合同新聞朝刊20ページに掲載されています。

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