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土壇場 追い付く トリニータ

 明治安田J2第23節最終日(16日・ShonanBMWスタジアム平塚ほか=7試合)湘南は東京Vに2―0で快勝し、勝ち点47で首位を堅持した。
 2位福岡は群馬を3―1で下して同46。名古屋は山形に勝ち、同37で5位に上がった。
 大分は松山市のニンジニアスタジアムで愛媛と対戦し、2―2で引き分けた。通算成績は9勝7分け7敗(勝ち点34)で順位は9位。
 大分は第24節の22日午後7時から、大分市の大分銀行ドームで水戸と対戦する。

初先発 大津、先制ゴール
 ホーム愛媛の歓喜を消し去った。最後まで緊迫した展開の中、1点を追う大分が終了間際のゴールで追い付き、敵地で勝ち点1をもぎ取った。
 大分はチーム得点王の後藤優介を出場停止で欠く中、トップに大津耀誠を起用した。「天皇杯(柏戦)の後で、暑さもある。フレッシュな選手を使いたかった。起点になるし、高さも期待した」と片野坂知宏監督。今季初出場、初先発の21歳が指揮官の期待に応えた。
 前半26分だった。大津はMF川西翔太のロングパスに反応した。右足外側で1度トラップし、すぐに相手GK脇に流し込み、いきなり結果を出した。「昨夜は緊張で眠れなかった」という大津だが、先制ゴールに「ホッとした。(川西)翔太君が計算してボールを出してくれた」と感謝した。
 幸先よく先制したが、その後は愛媛の速攻に苦しんだ。後半7分に自陣でボールを奪われた直後に決められ、同25分に勝ち越しを許した。
 相手に主導権を握られたまま、勝負はロスタイムに。厳しい状況だったが、諦めずに押し込み続けた大分に幸運が待っていた。終了間際の同50分、相手GKがハンドリングミスでこぼしたボールをつなぎ、途中出場のMF前田凌佑がゴールを決め、執念で引き分けに持ち込んだ。
 「何が起きたか覚えていないが、チーム全員の気持ちがこもったボールだった」と前田。ピッチに立った全選手が闘志をむき出しに戦った点に触れながら、「激しく戦い続けている。次こそホームでしっかり勝ちたい」と力強く話した。 

難しい試合だった
 大分トリニータ・片野坂知宏監督の話 厳しく難しい試合だった。何とかこじ開けて、勝ち点1を得ることができた。こういう試合を勝ち切れるようにしないといけない。

 選手コメント 
 MF川西翔太 (大津)耀誠の動きが見え、あそこにボールを落とせば、決められると思った。守備に追われる時間が長かった。もう少し精度を上げて点を奪えれば。

 【大分2―2愛媛評】試合終了間際、大分が執念の同点弾を押し込み、敵地で引き分けた。
 大分は前半26分、MF川西のロングパスに反応したFW大津が落ち着いて右足で流し込み、先制した。だが、後半はミスなどから2失点し、試合をひっくり返された。それでも終盤、攻勢に出た大分が相手GKのこぼした球を見逃さず、MF前田のシュートで追い付いた。
※この記事は、7月17日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。

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