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大分の出生率、増え幅全国一 県助成拡大が一因

 県は13日、県内の2016年の人口動態統計(概数)を発表した。1人の女性が生涯に産む子どもの人数を推計する合計特殊出生率は1・65で全国7位となり、22年ぶりに1・6台に回復。15年(1・59)からの増え幅は0・06で全国1位だった。県は「子育て満足度日本一に向けた施策の効果の兆しが表れた」と分析。推移を注視している。

 【出生】出生数は9059人で15年よりも53人減。6年連続減少した。合計特殊出生率は4年連続の上昇で、県は「不妊治療費の助成拡大などが一因ではないか」とする。一方で、人口維持の目安となる2・07には遠く、「結婚や妊娠・出産の希望がかなう社会づくりを進め、少子化の流れを緩和させる必要がある」。

 【死亡】死亡数は1万4264人で15年比306人増加した。死因別は、がんが最も多く25・2%。心疾患(14・7%)、肺炎(10・3%)と続いた。死産数は221胎で、うち妊娠12週以後に中絶をした人工死産が135胎を占めた。「望まない妊娠をしないよう啓発活動を強化したい」と県。人口の自然増減は、死亡数が出生数を上回る自然減の状態が1999年から続いている。

 【結婚と離婚】結婚は5151組で、2015年より164組減った。平均初婚年齢は上昇傾向にあり男性が30・5歳、女性が29・1歳。全国平均は男性31・1歳、女性29・4歳。離婚は1999組と、15年比で67組減っていた。
※この記事は、6月14日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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