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南西へ ゆがみ地滑り ドローン使い朝地の現場調査

 豊後大野市朝地町綿田地区の地滑り現場で、大分大学の研究者グループが小型無人機ドローンを使った「写真測量」を実施した。上空から撮影した写真を重ね合わせ、3次元画像を作成。地割れの場所や断面の状況などから、地盤が地区内の川へ向かって南西方向にゆがむ形で動いているのが分かったという。データは災害対策に役立ててもらうため、県と市に提供した。

 県などによると、県内の災害現場ではドローンの映像で状況を把握する動きが盛んになっているが、上空からの3次元測量を対策工事などに活用した例は少ない。同グループは「人の立ち入りが難しい場所でも迅速に詳細な地形情報を得ることができる。非常に有効な手法だ」としている。
 調査は理工学部の小林祐司准教授(43)=都市防災、教育学部の小山拓志准教授(35)=自然地理学、産学官連携推進機構の鶴成悦久(よしひさ)准教授(40)=空間情報工学=の3人が28日に実施。日建コンサルタント(大分市)の協力で、警戒区域の上空から静止画約500枚と動画を撮影した。
 そのデータを3次元化して解析した結果、地盤は53年前に地滑りが発生した付近の沢に向かって動いていることが判明。警戒区域の上部にできた亀裂は幅5メートルを超え、深さも2メートル近くになっていた。沢の近くでは、力が加わって隆起したのが原因とみられる亀裂を確認した。
 一帯の地割れは馬てい状に走っているが、それ以外に目立ったひずみなどはなかったという。
 小山、鶴成両准教授は「予断を許さない状況。このまま進行すると川をせき止める可能性がある。そのダムが決壊すれば被害が広がる」と指摘。調査データはインターネットを通じて他大学の研究者にも提供するほか、再調査で変動を確認することも検討している。
※この記事は、6月1日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。

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