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国東町の重吉公生さんの厚意受け市が消防車購入

 国東市は、国東町小原の元自衛官重吉公生さん(85)が寄付した3千万円を主な財源に消防ポンプ自動車1台を買い替えた。搭載資機材を含めた総整備費3326万4千円の大半が浄財で賄われ、個人が贈ったにほぼ等しい。今月上旬、市消防本署(同町北江)に配備され、重吉さんは「人命救助のために乗りつぶしてくれれば本望」と満足げに見守っている。

 市によると、業界団体などが消防車や救急車を寄贈や経費助成する例はあるが、個人は異例という。消防車は中型で重量6・7トン。600リットル入り水槽の他、消火効率を上げるため水と消火剤を混ぜて泡状にして放射する装置も搭載している。両側面に「寄贈 重吉公生様」と記した。1月下旬に納入され、今月3日に配備を祝う式典があった。
 重吉さんは同町見地出身。陸上自衛隊に所属し、全国を転々としてきたため「先祖供養と古里への恩返しがしたい」と退職後の2012年、約60年ぶりに帰郷した。妻と悠々自適に暮らす中、「子どもがいない代わりに世のために有効に資産を使ってもらえれば」と考え、15年に3千万円を市に寄付。市は基金に積み立てていた。
 重吉さんは特定の使い道を要望しなかったが、市は「厚意を目に見える形で市民に還元したい」と検討。更新時期を迎えていた消防車の購入を提案した。重吉さんは「自衛官時代の使命は危険を顧みず、人命、地域、国を守ること。同じような職務の消防署員の力になれるのは運命的で最高」と喜んで受け入れた。
 重吉さんによると、帰郷後、神社など他にも浄財を寄せ、寄付総額は今回を含めて6千万円ほどになるという。ただ、善意がまとまった形で目に見えるのは初めて。「まるで子どものよう。だけど壊れても構わない。最大限の力を発揮して人命救助に活躍してほしい」と話した。
※この記事は、2月18日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。

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