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福岡・宗像の鶏すき【九州に鶏料理あり(2)】

福岡県の宗像市周辺では、すき焼きに鶏肉を使う「鶏(とり)すき」が親しまれている。地域に根ざす宗像大社に四本足の動物を食べてはならないとのおきてがあることも、江戸時代由来とされる郷土料理に影響を与えたようだ。客人にその日にさばいて振る舞うのが最高のおもてなしで、伝統は今も生きる。
 「煮詰まりそう」「味が染みてきた」。昨年末、地元主婦らが鍋を囲んだ。農園やレストランのある宗像市の複合施設「正助ふるさと村」。朝さばかれた新鮮な肉を調達して、鶏すきを提供する。
 鶏もも肉を砂糖と一緒に炒めてしょうゆで割り、白菜や春菊を加える。煮汁からは、砂肝や生まれる前の卵「キンカン」も顔をのぞかせた。うま味を追求し、胸肉を使わず内臓は若鶏のものにするなど工夫も重ねている。
 江戸時代に福岡藩が卵生産を奨励し、以降もこの地では養鶏業が盛んだったとされる。卵をあまり産まなくなったニワトリを食するようになり、鶏食文化が花開いたようだ。
 郷土料理を伝える活動に当たる「宗像市食生活改善推進会」の花田加代子さん(69)によると市周辺では40年ほど前まで鶏小屋のある家が多く、包丁で骨を断つ音が軒下から響いていた。今も地域の集会や新年会といった特別な席では、鶏すきが定番だという。

メモ:正助ふるさと村はJR教育大前駅から車で約10分。農業体験ができるほか、旬野菜でつくる料理のバイキングも人気。鶏すきは予約制1人前2千円(税別)で、4人前から。TEL0940・35・1100。
※この記事は、1月9日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

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