筋トレタイムを明かした（左から）大貫勇輔、稲垣吾郎、平岡祐太、市村正親（C）ORICON NewS inc.
TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が17日、4年目の公演をスタート。このほど会見が行われ、新たにハリー役を務める稲垣吾郎、平岡祐太、1年ぶりにハリー役として帰ってくる大貫勇輔、アルバス・ダンブルドア役など3役を演じる新キャスト・市村正親が登壇し、カンパニーでの“筋トレタイム”を明かした。
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キャストは劇中の衣装をまとい登場。この夏の健康法を聞かれ、平岡は「稽古前に30分間の筋トレが行われるんです。それを週6で2ヶ月続けてきたので、結構いけるんじゃないかなと思ってる」と笑顔。それを聞いた稲垣が「え、僕やってないよ」と明かすと、すかさず平岡が「何してるんですか」とツッコんだ。稲垣は「イメージトレーニング」とにやりと返し、平岡が「僕たちの姿をモニターで見ながら、1人でやってたんですよね」とフォローした。
市村は「あれ、ついていけないよ」と明かしながらも、「最後みんなで輪になるのが、またいいんですよ」と告白。平岡は「最後全員で円陣を組んで、みんなで一緒に呪文を唱えるんですよ。そうするとすごい一体感が出て、きょうも1日頑張るぞって」と説明した。稲垣は「初日始まったら平岡くんが出ないときも、平岡くん来てくれる？」とリクエスト。平岡は「それをやるために？なぜか吾郎さんが僕のこと肉体派だと思っている」と返し笑いを誘っていた。
『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目となる公式続編。小説最終巻から19年後、父となった37歳のハリーと息子アルバスの複雑な関係を軸にした新たな冒険を描く。2016年のロンドン初演以来、世界中で演劇賞を獲得し、日本国内でも第30回読売演劇大賞選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を得てきた。
22年に開幕した東京公演は総観客数120万人を突破し、通算公演回数は1200回を達成。魔法の世界を舞台上で「体感」できる壮大な演出、美術、衣装、音楽が、原作ファンだけでなく幅広い観客を魅了し続けている。
なお、7月17日にスタートした公演は、2026年1月31日まで上演される。
