2012年ロンドン五輪レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美さんが18日に44歳で死去したことを受け、五輪代表の座を争った吉田沙保里さんが20日、インスタグラムに「ライバルとして、そして仲間として同じ時代に切磋琢磨できたことは、かけがえのない日々でした」と追悼のコメントを記した。
小原さんは08年北京五輪の代表を逃して引退したが、09年に復帰を発表。ロンドン五輪を制した。同五輪の女子55キロ級で優勝した吉田さんは「日登美先輩の金メダルを見せてもらって、特別な勇気をもらい金メダルを取ることができました」と感謝をつづった。