国際ボクシング連盟(IBF)バンタム級前王者の西田凌佑が19日、大阪市の六島ジムで記者会見し、「階級を上げて現役続行する。もう一度、世界チャンピオンを目指して頑張りたい」とスーパーバンタム級で闘う意向を表明した。現在、IBFの同級8位に入っている。
6月8日のバンタム級王座統一戦で、世界ボクシング評議会(WBC)王者の中谷潤人(M・T)に敗れた。「負けたらやめると決めていたが、あの試合でやめるのは後悔が残る」と話し、現役を続けると決めた理由に試合中の右肩の亜脱臼などで不完全燃焼だったことや、ファンの後押しを挙げた。