自民党の岸田文雄元首相は9日、東京都内で講演し、日韓両国が戦略分野の投資で協力を推進する重要性を訴えた。中東情勢の混乱長期化を念頭に「共に成長し続けるために重要鉱物を含むサプライチェーン(供給網)の強靱化、多角化は喫緊の課題だ」と述べた。
両国はエネルギー需給構造が類似しており「直面するエネルギー問題に取り組んでいくことは不可欠だ」と強調した。
改善基調が続く日韓関係について「インド太平洋地域の平和と安定に連携して役割を果たすパートナーとなった」と指摘。自身が韓国の尹錫悦前大統領と関係改善に取り組んだ経緯にも触れ「良好関係が維持されていることをうれしく思う」と語った。