小惑星通過観測、7月5日に

小惑星「トリフネ」の近くを通過しながら観測する探査機はやぶさ2のイメージ(池下章裕氏作成・JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、探査機はやぶさ2が7月5日午後6時半ごろに目標としている小惑星の一つ「トリフネ」の近くを通過しながら観測する予定だと発表した。はやぶさ2は2020年に小惑星リュウグウの岩石試料を地球に届けるという元々の使命を果たした後、余力を使って新たな探査に向かっている。

 トリフネは地球に近づく軌道を回る小惑星の一つで、大きさは500メートルほど。形は細長いとみられている。はやぶさ2は秒速約5キロでトリフネから約1キロまで近づき、形や表面を観測する。将来、地球に衝突しそうな小惑星が見つかった際の対処法を探るプラネタリーディフェンス(地球防衛)活動の一環でもある。

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