韓国、朝鮮人虐殺究明の法案可決

 【ソウル共同】韓国国会は2日、関東大震災直後に起きた朝鮮人虐殺の真相究明などを図るとする特別法案を賛成多数で可決した。革新系与党「共に民主党」の議員が法案を提出していた。

 首相直属の委員会を設置し、真相究明のほか、被害者や遺族の名誉回復に向けた調査に当たることなどが柱。

 李在明政権は日本と未来志向の協力を進める一方、歴史問題を重視する立場も強調している。韓国メディアによると、李在明大統領は8月に訪日した際、在日韓国人らとの懇談の場で、関東大震災後の事件を「決して忘れない」と述べていた。

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