【北京共同】中国紙の北京日報は2日、中国大手旅行サイトで来年1~2月の冬休み期間の人気海外旅行先トップ10から日本が陥落したと報じた。近年、日本はトップクラスの人気観光地で、10月の大型連休中の人気トップも日本だった。11月下旬以降、人気はタイや韓国に移っているという。中国政府は友好国ロシアへの旅行を後押ししている。
高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に反発した中国政府が、日本への渡航自粛を呼びかけたことが影響したとみられる。
ロシアのプーチン大統領は今月1日、中国旅券所持者にロシアでの短期滞在ビザを免除する大統領令に署名。中国外務省の林剣副報道局長は2日、ロシアとの交流と協力を促進する考えを示した。
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