大分火災復旧に補正8億6千万円

 大分市佐賀関の大規模火災で、市は2日、復旧関連事業費として8億6500万円を充てる追加補正予算案を発表した。焼損家屋の解体・撤去に6億5千万円、1世帯当たり5万円を上限とする見舞金など支援金として1700万円を計上。4日の市議会本会議に提出する。

 火災では約180棟が焼損し、市が公費解体する方針。うち70棟ほどは空き家だった可能性があり、土地所有者と連絡を取って同意を得る。災害廃棄物の集積所設置などには1億5千万円を充て、3日に1次集積所を開設する。

 市は2日、予算案に関連する施策に関し、避難者を対象に説明会を実施。2次避難所とする民間企業の寮への移動は4日以降となる見通しを示した。

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