不動産管理会社「ハナマサ」(東京)の法人登記を不正に変更したとして、警視庁暴力団対策課は2日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用などの疑いで東京都渋谷区、会社役員松沢泰生容疑者(74)ら男女3人を再逮捕した。
暴対課によると、登記変更の直前、埼玉県東松山市にある広さ約4万平方メートルの同社所有の土地が10億円以上で売却された。うち8億円以上が松沢容疑者の関連会社の口座に振り込まれており、暴対課は関連を調べる。
松沢容疑者以外に再逮捕されたのは、東京都新宿区、会社役員沢田洋一容疑者(76)と目黒区、無職斎藤ゆかり容疑者(60)。