吉野ケ里町長が3選出馬表明

佐賀県吉野ケ里町議会で町長選への出馬を表明する伊東健吾町長=2日午前

 佐賀県吉野ケ里町の第三者委員会が元課長への発言をパワハラと認定した伊東健吾町長(78)は2日、任期満了に伴う来年4月の町長選に3選を目指し立候補すると表明した。町議会本会議で「住民の審判を仰ぐ」と述べた。元課長は昨年11月に死亡している。

 伊東氏は「ここで辞めたらパワハラで辞めたということになる。審判で私が必要ないということなら辞める」と語った。

 元課長の死亡を巡り「私の不徳のいたすところで、心からおわび申し上げたい」とした。一方で「もっと配慮があったら良かった。仕事の精神で言ったつもりで、パワハラとは思っていません」と主張した。吉富光三郎町議への答弁。

 町長選には新人の経営コンサルタント中堀博智氏(39)も立候補の意向を固めている。

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