共同通信の抗議に「困惑と遺憾」

 生成人工知能(AI)検索サービスを展開する米新興企業パープレキシティは日本時間2日、配信記事を無断で利用し著作権を侵害しているとして即時利用停止を求める抗議書を送付した共同通信社に対し「日本でパープレキシティに対する疑義が提起されていることについて困惑と遺憾の意を抱いている」との声明を出した。

 パープレキシティは声明で、日本から毎日、数百万もの質問が寄せられ、知的好奇心と情報を正しく理解しようとする権利に応えられているとの立場を主張。報道機関などからの照会に対し、事実関係を確認した上で誠意をもって全面的に回答すると説明した。

 小野田紀美AI戦略担当相は2日の閣議後記者会見で「AIを安心して使うにはリスクにも対応しなくてはならない。(抗議の動向を)注視したい」と述べた。

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