香港火災、約150人安否不明

大規模火災が起きた香港北部の高層住宅群近くに集まった防護服姿の捜索隊員ら=29日(共同)

 【香港共同】香港北部の高層住宅群で起きた大規模火災は少なくとも128人が犠牲となり、29日も不明者の捜索が続いた。政府当局者は同日、依然として約150人の安否が不明だと述べた。28日時点では約200人だった。防火対策の不徹底への不信の目が当局にも向けられる中、香港政府は異例なスピードで対策強化を相次ぎ発表し、批判回避に躍起だ。

 現場では29日、白い防護服と専用マスクを身に着けた消防隊員や警察官など計600人が焼けた建物に続々と入った。損傷の激しい遺体も多く、身元不明の死者89人の人定作業は難航している。29日には、焼けた7棟のうち2棟の捜索を終えたが、新たに遺体は見つからなかった。

 香港の火災では過去約80年で最悪の死者数。週末を迎えた29日、現場近くには花を手にした市民が多数訪れ、手を合わせた。

 外壁の補修工事のために設置された足場の防護ネットに何らかの原因で引火したとみられている。

 警察は既に、工事を請け負った会社の幹部ら3人を過失致死容疑で逮捕した。

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震度=気象庁発表(29日21時26分) :地震