大分市佐賀関の大規模火災で、市消防局は29日、消防警戒区域として設定したエリアの立ち入り規制を解除した。28日に、離島を除き鎮火を確認したことに伴う措置。市は、落下物などの危険がある区域については立ち入り規制を依然、継続している。
規制が解除された区域には住民らが戻り、片付けを始めた。江川嘉代子さん(84)は、今後、家に戻って暮らせることに「ほっとしてうれしい」と話した。一方で「焼けた周りの家を考えると、大喜びはできない」とも語り、表情を曇らせた。
市によると、火災は18日午後5時45分ごろ発生。約180棟、5万平方メートル近くが焼け2人が死傷し、約130世帯が被災した。