【モスクワ共同】ウクライナ東部ドネツク州のロシア側支配地域「ドネツク人民共和国」の最高裁判所は、義勇兵としてウクライナ側の国際部隊に参加したとして、38歳の日本人男性に本人不在の欠席裁判で懲役14年の判決を言い渡した。ロシア最高検察庁が14日発表した。
発表によると、男性は2023年2月にウクライナに到着し、外国人義勇兵で構成される国際部隊に参加。軍事訓練を受けた後に、ロシア軍との戦闘に参加し、260万ルーブル(約490万円)以上の報酬を受け取った。
男性は過去にウクライナの首都キーウで共同通信の取材に応じ、大阪府出身で札幌市在住だと説明していた。