沖北相、道知事に当日謝罪

 黄川田仁志沖縄北方担当相が北海道根室市の納沙布岬から対岸の北方領土を視察した際に「一番やっぱり外国に近い」と発言したことを巡り、視察に同行していた北海道の鈴木直道知事は14日の記者会見で、黄川田氏から発言当日に謝罪があったと明らかにした。

 鈴木知事によると、8日の視察後、黄川田氏に「元島民の方々が傷つく発言は慎んでほしい」と伝えた。黄川田氏はその場で「知事と元島民におわび申し上げる」と謝罪したという。

 鈴木知事は14日の会見で「(発言は)看過できない」と強調。その上で「(黄川田氏は)北方領土以外にもアイヌ民族や地方創生など、北海道にとって重要な政策を担当している。職務に尽力してほしい」と求めた。

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