能登祭り開催、倍近くに

石川県庁

 石川県は14日、昨年の能登半島地震で被災した輪島市や珠洲市など半島北部6市町の主な祭り226件のうち、10月末時点で昨年同時期の約1・8倍となる119件が開催されたと明らかにした。馳浩知事は記者会見で「一つでも多くの祭りが再開し、能登に元気が復活することを願う」と述べた。

 県が「キリコ祭り」などの開催状況を6市町から聞き取った。新型コロナウイルス禍前の2018年は226件だったが、昨年は10月末時点で68件にとどまっていた。

 県は今年5月、再開を支援するため、運営の補助などを担うボランティア「祭りお助け隊」の募集を開始。県内外の延べ451人が「あばれ祭」(能登町)など21の祭りに派遣された。

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