警察官がライフル銃でクマを駆除することが可能になったことを受け、北海道警が警備部機動隊の銃器対策部隊による対応を検討していることが14日、道警への取材で分かった。「具体的な態勢や運用を検討する」としている。
道警によると、同部隊は銃器が使われる事件への対処を想定した射撃訓練をこれまで実施。「クマは想定していなかった」(幹部)といい、専門家に急所や生態を学んだり、駆除に向けた訓練を受けさせたりすることを検討している。
警察庁はクマ被害が相次いでいるため、ライフル銃の使用について規定した国家公安委員会規則を改正。