クラスTシャツ注文でトラブル

クラスTシャツのトラブルを避けるチェックリスト

 体育祭や文化祭などの学校行事で着る、おそろいのクラスTシャツ(クラT)に関し、「当日までに商品が届かない」という相談が寄せられているとして、国民生活センターは注意を呼びかけた。業者の住所や連絡先を確認し、注文前に先生や保護者に伝えることが重要だという。

 センターによると、クラTは生徒がデザインや色を決めて発注するのが一般的で、学校側が把握していないことも多い。業者に問い合わせることが難しく、深刻なトラブルにつながる傾向にある。

 全国の消費生活センターなどに寄せられた相談によると、「代金を振り込んだのに商品が届かず、業者と連絡がつかなくなった」というケースや、業者のカタログから有名サッカーチームのロゴ入りデザインを注文したが、業者から「税関で没収された」と連絡があり、原価代も請求されたなどの例があった。

 国民生活センターはホームページに注文のチェックリストを掲載。業者の住所や連絡先、キャンセル条件を確認すること、実在する企業やチームのロゴは、正規品ではない場合は絶対に注文しないことなどを挙げている。

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