不明者100人から3人に激減

米テキサス州カー郡カービルで、川を捜索する救助関係者=14日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米南部テキサス州で起きた大規模な洪水で、最も大きな被害を受けたカー郡は19日、連絡が取れていない安否不明者が約100人から3人に激減したと発表した。「広範囲にわたる追跡調査で多くの人の無事が確認できた」とし、3人の捜索を続けると表明した。

 洪水は祝日だった米独立記念日の4日に発生。豪雨でグアダルペ川の水位が45分間で8メートル上昇し氾濫した。AP通信によると、死者は135人に上り、川沿いでキャンプに参加していた少女ら107人がカー郡で命を落とした。

 事前の警戒態勢が不十分だったとの指摘が相次いでおり、21日から州議会が早期警報システム導入を議論する。

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