【ソウル共同】韓国政府は20日、全国で16日から続いている豪雨による土砂崩れなどで計14人が死亡し、12人が行方不明になったと発表した。避難者は約1万3千人に上り、このうち約4千人が帰宅できていない。被害がさらに広がる恐れがある。
政府などによると、土砂崩れが発生した南部慶尚南道山清で8人、ソウル近郊の京畿道加平で2人が死亡した。消防が救助活動を続けている。道路の冠水や、河川関連施設の崩壊も相次いだ。
16日から20日午前10時(日本時間同)までの合計降水量は、山清で793ミリだった。