シリア衝突死者900人超

19日、シリア南部スワイダ県で武器を手にするベドウィンの戦闘員(ロイター=共同)

 【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)は19日、シリア南部スワイダ県で13日から続く少数派イスラム教ドルーズ派とベドウィン(遊牧民)武装勢力の衝突に絡む死者が900人を超えたと明らかにした。ロイター通信によると、シリア暫定政府は19日、激しい交戦が起きていたスワイダ県の県都からベドウィン勢力を排除し、戦闘は停止したと表明した。

 暫定政府は19日「即時停戦」を宣言し、各勢力に攻撃をやめるよう要求。鎮圧部隊を現地に再派遣していた。停戦の維持が焦点となる。暫定政府は16日にも停戦合意を発表したが、衝突は再燃していた。

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